会長挨拶

会長就任のご挨拶

日本女子大学教育学科の会 会長

井 上 信 子

 

この度、田中雅文教授のあとを受けて、会長を務めることになりました井上でございます。専門は、臨床心理学、十年ほど前から教師による「教育相談(学校カウンセリング)」を中心に実践および研究をしております。
 
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、今年度、入学式を行わず、ガイダンスもオンラインで実施するなど、本学でも異例の対応を余儀なくされております。5月7日から前期授業が開始いたしましたが、はじめて遠隔授業を行い、全学をあげて新しい授業形態の構築に全力で取り組んでおります。授業形態は大きく分けて以下の3種類です。A:講義資料・課題提示による遠隔授業(manabaを利用),B: オンデマンド型遠隔授業(manabaを利用), C: 同時双方向型遠隔授業(manabaとともに、ZoomまたはMicrosoft Teamsを利用)。各教員は、これらを使い分ける、組み合わせるなどの工夫を凝らし、授業の質を落とさず、遠隔ならではの良さを活かそうと努力しております。しかし、いざ実行してみると、予想できなかった難題が降りかかり、行く手を阻まれることも多々ございました。しかし、教職員、学生、みなで力を合わせてなんとか乗り越えようと、いまも奮闘しているところです。
 
「教育学科の会」の学生委員たちが自発的に委員会を主宰し、目を見張るような活動ぶりを見せてくれています。これが何よりうれしいことです。その活動を支援します学科側のスタッフは、世界最高峰のスタンフォード大学でのご研究を新型コロナウィルスの影響で延期された教育社会学者、藤田武志教授、東京学芸大学附属小学校から移られるや否や女子学生から大人気、理科教育がご専門の五十嵐敏文助教、本活動への縁の下の力持ちでいてくださいます中央研究室の助手の皆様です。さらに、本学科の慈愛深き長老、前会長、田中雅文教授が、理事の入れ替えを鑑みて残留の上、お導きくださることになりました。このような体制での出発となります。
 
教育学科の卒業生と在校生を繋いでくださる「教育学科の会」は、これまでも、長年にわたり教育学科にとってなくてはならないご存在であられましたが、このような苦境のときにこそ、一層心強いご存在でいてくださいます。「教育学科の会」の皆様に、心よりの感謝を申し上げます。
 
拙文ではございますが、これをもって就任のご挨拶とさせて頂きます。