懇話会(オンラインセミナー)を開催しました

12月5日(土) 懇話会(オンラインセミナー)を開催しました。講師は教育学科教授 清水睦美先生。「コロナ禍での学校を考える」と題してお話しいただきました。懇話会担当の中込さん(37回生)の感想を掲載いたします。

 

清水先生ご登壇の懇話会の感想 中込知野


  資料を頂いた時からとても期待していた懇話会。とはいえ、ZOOMでの実施だとどうなのか?と少し不安はあったが、全く問題ではなかった。むしろとても良かったし有難かった。
 内容については、教育格差が当り前になっている昨今、コロナでの突然の一斉休校の問題点と唯一評価できた少人数対応。ここから教育格差を解決する方法としての少人数学級の推進という結論に至ったというお話しは随所に感銘を受けた。
 ところで、教育格差をいち早く発見したのがイギリスの学者である事は、ブレグジットに繋がる格差社会を教育現場でいち早く顕在化したという事なのか?と考えた。イギリスの格差社会を題材にしたエッセイ「僕はイエローでちょっとブルー」というベストセラーを読んでおり以前から興味を持っていた内容だったのだ。
 また学校の役割として、同時性、同じ場所で同じ経験をする事の価値が重要であるという着眼点は目が覚める思いだった。斯様な学校の価値を最大化するための少人数学級の実践は多様性を容認し社会を運営する新しいキーワードだと感じた。
 小学校中学校大学と色々なカテゴリーでの教鞭をとっておいでの清水先生ならではのご経験に裏打ちされたご講義内容はとても刺激的だった。それを自宅で享受できるIT社会はとても有難く今後もZOOMでの懇話会が定番になってもよいと感じた。